
英語を勉強しているのに、なかなか伸びない…

いろいろ試したけど、何かピンとこない…
実は、勉強法には「その人に合う・合わない」があると言われています。
世界の教育現場でも使われている「VARKモデル」という考え方では、
学ぶときにどの感覚を使うのが得意か――
その「学び方の個性」を4タイプに分けて考えます。
自分のタイプを知ることで、勉強の効率や手ごたえがぐっと変わるかもしれません。
この記事では、VARKモデルをもとに「タイプ別の英語学習法」を紹介します。

自分はどのタイプかを見極めて、
英語学習をより充実させましょう!
VARKモデルとは?

まずはVARKモデルについて、概要を簡単にお伝えします。
VARKモデルの基本概要
VARKモデルは、1980年代にニュージーランドの教育学者:ネイル・D・フレミング氏が開発した、学習の「実践フレームワーク」です。
自分がどのように情報を理解・記憶しやすいかを、アンケート形式で診断できる仕組みになっています。
診断結果では、学習者の「認知的な傾向」(情報の受け取り方の好み)を4タイプに分類します。
- Visual(視覚)
- Aural(聴覚)
- Read/Write(読み書き)
- Kinesthetic(体感)
〈参考サイト〉
VeryWell Mind:Exploring VARK Learning Styles(外部サイト)
VARK Learn Limited:Introduction to VARK®(外部リンク)

私もNZの語学学校で、VARKモデルを知りました!
▼早速、こちらのリンクで診断してみましょう !
そしてこの後は、VARKモデルの診断結果と、タイプ別のおすすめ勉強を解説していきます。
日本の『本田式3タイプ』との違い
日本語の診断ツール・解説を使いたい方は、
発達教育研究から発展した「本田式の3タイプ診断」(視覚・言語・聴覚)も参考になります。
VARKの4タイプ別・英語学習法

診断結果は出ましたか?
まだの方は、前出のリンクからぜひお試しください。
ここからは、4つのタイプの解説と、それぞれのタイプへのおすすめ英語勉強法をご紹介します。
Visual(視覚タイプ)|イメージで覚える学び方

文章・図・色などの「見て理解する情報」から学ぶのが得意なタイプ。
情報を空間的に整理したり、イメージ化するスキルに長けています。
ノートを整えたり、構造を図解することで理解が一気に深めることができます。
- 単語帳にイラストや色を加える
- 英文構造をチャートやマインドマップで整理
- 自作スライドやノート整理で記憶を定着
- 英語YouTubeで字幕付き動画を見る
Aural(聴覚タイプ)|耳で理解する学び方

音声・リズム・会話など「耳からの情報」で理解を深めるのが得意なタイプ。
話し言葉を通して記憶が定着しやすく、発話やリスニングの伸びが早い傾向があります。
グループディスカッションや英会話のように、人とのやり取りから学ぶ場に挑戦するのが効果的。
- 英語ポッドキャストを毎日聞く
- オンライン英会話で発話中心に学ぶ
- シャドーイング・音読練習
- 歌やリズムを使った単語暗記(語呂合わせ、替え歌など)
Read/Write(読み書きタイプ)|文字で整理する学び方

単語や文章などの「文字情報」を通して学ぶのが得意なタイプです。
読む・書くことで理解を整理できるため、ノート作成や文章表現が得意な人が多い傾向があります。
文字を読むことで安心感があり、情報を「言語化」するのが上手いとも言えます。
- 英語日記を書く(自分の言葉で書く力UP)
- 英文記事やニュースを読む
- 単語ノートを自作して書いて覚える
- 文法書・例文集を読み込む
Kinesthetic(体感タイプ)|体験で覚える学び方

体験・行動・感情を通して「体で覚える」ことが得意なタイプ。
実際に行動しながら学ぶことで記憶が定着しやすく、体験と感情がリンクすると理解が深まります。
静的な学習よりも、動きを伴う活動やリアルな状況下で力を発揮します。
- 留学・ボランティア・英語イベントに参加
- ジェスチャーを交えて覚える
- 単語カードを手で動かしながら使う
- 英語レシピで料理してみるなど、日常に英語を組み込む
マルチモーダルタイプ|複数の得意を組み合わせる
診断してみると実際は、1タイプだけでなく2〜3タイプを併せた人が多いと言われています。

私は視覚と読み書きのミックスでした!
また、特に海外滞在は、現地での生活で
「聴覚タイプ」「体感タイプ」の学習や経験に、たくさん出会えることが強み。
どれかに偏らず、状況に合わせて柔軟に使い分ける「マルチモーダル学習」に取り組むことで
自分の「得意」を活かしつつ、「苦手」を補う組み合わせを持つことができます。
〈参考サイト〉
Worries.com:【VARK学習スタイル完全ガイド】視覚・聴覚・読み書き・実践型の特徴と効果的な活用法(外部サイト)
VTJ Education Service JSC:4 Types of Learning Styles(外部サイト)
注意点:VARKは「学び方の多様性」を知るためのツール
VARKを含む「学習スタイル理論」は研究者の間でも議論があり、科学的な一貫性については意見が分かれています。
開発したフレミング氏は元々、教育者に対して
「生徒にはこのように得意な認知に個性があるので、いろんなタイプの学習機会を作りましょう」
と提案することを目的に、VARKモデルを作りました。

学習への興味や意識を高めるきっかけや、学習方法を選ぶ時の参考にしてくださいね!
〈参考サイト〉Wikipedia:Learning styles(外部サイト)
実際にやってみた感想(筆者体験談)

私も語学学校の授業で、VARKモデルの診断をしました。
結果は、視覚と読み書きタイプのミックス。
確かに考えてみると…
単語やフレーズを覚える時は、テキストや文章などの「字面」で記憶している実感があります。
また、ノートを作る時には、単語を色分けして整理したり、説明とイメージ図を線で繋いだりと、
一目で大事な部分や関係性が分かる書き方をします。
リスニングについては、まだまだ苦手意識はあるものの
視覚情報ベースで定着した知識であれば、だんだんと耳でも拾えるようになりました。
余談ですが、よくクラスメイトが持参の「お国料理」を紹介してくれたのですが
…なぜか料理名を全く覚えられず。笑
振り返ると、会話だけのやり取りなので「音情報」になっていたことが影響しているのかもしれませんね。
もちろん中には「聴覚タイプ」で、音声学習でスピーキングが爆伸びしたクラスメイトも。
VARKモデルで学習タイプを知り、自分の認知の傾向に気づいてから、英語学習の吸収具合が変わったように感じています。

「自分のタイプを知ること=自分らしく学ぶこと」だなと感じます。
まとめ|「自分に合った勉強法」で英語学習をもっと楽しく
語学などの学習は、「コスパ」や「タイパ」で完璧にこなすものではないですが
自分にあったスタイルや学習方法は、効果を高める手助けをするかもしれません。
自分のタイプに合った勉強法は、「無理なく続けられる学習法」にもなりやすく、長期的なスキルアップにも繋がります。
勉強法は千差万別。
VARKモデルも参考にしながら、ぜひいろいろ試してみてください。

素敵な語学ライフを!
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